あけましておめでとうございます。
昨年は一緒にマネジメントを学んでいただき、ありがとうございました。お陰様でどうすれば「よりよいマネジメント」ができるか、多くの洞察を得ることが出来ました。今年も皆さんにとって素晴らしい年になることをお祈りします。
「一年の計は元旦にあり。」とも言われ、お正月はこれからの計画を立てるには良いタイミングだと思います。2020年になり、持続的開発目標の達成年の2030年までちょうど10年となりました。従来型の取り組みをしていたのでは達成は難しいと思いますが、しっかりと目指すべき姿、「ビジョン」を皆で共有し、協力して、各自の強みを発揮して現状の囚われない革新的な戦略で様々な事業で挑戦して行けば達成の可能性はあると考えます。
2030年の目指すべき姿、ビジョンを目指す戦略に関連して、ある企業の戦略に関して共有したいと思います。アウトドアウエアメーカーの「パタゴニア」は、現状の環境に関する課題に取り組むため、明確な事業方針を示しています。
私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。
上記の方針に基づき、具体的な行動指針も提示されています。
彼らは、単に広報の一環として、環境に対する取り組みをしているのではなく、あくまで本業のビジネスを通じて環境問題の軽減にチャレンジしています。
私たちも、今年の行動指針は以下のようにします。
「ビジネスで地球を救う」
これを実施することは難しいことです。いままで私たちがしてきたやり方では通用しません。発想の転換が必要です。しかし、これにチャレンジしないと2030年に持続的開発目標は達成できません。皆さん一緒に楽しみながら、思いついたことから試したいと思います。2030年まで10年しかありません。10年後の目標が達成された状況をイメージして、まず今後5年間にすべきことはなんでしょうか。新年のはじめに考えてみませんか。