長期的な視点で何か意義あることを成し遂げたい場合、まず何をしたらよいでしょうか。もちろん日々努力することも大事ですが、その前にすべきことがあります。
それは「ビジョン」を設定することです。ビジョンとは目指すべき将来像を明確にし、達成するための旅の間のガイドとなるものです。ビジョンを明確にした上で、日々努力することで効率的に、楽しみながら皆で協力し取り組むことができます。
効果的なビジョンには3つの含めるべき要素があります。
- 有意義な目的
- 明確な価値観
- 将来の絵
- 有意義な目的:
有意義な目的とは、単なる目的ではなく、達成することに「意義」がある目的です。具体的には自分の利益だけでなく、社会的にも、環境においても意義がある目的です。
2.明確な価値観
何か意思決定する時の判断基準です。これは原則に基づいている必要があります。これがはっきりしていると、目的を達成するために何をすべきで、何をすべきでないか明確になります。
3.将来の絵
「有意義な目的」を達成した時にどのような未来が達成されるかを具体的に想像し、絵を描いてください。具体的にできればできるほど、達成への道のりが明確になるので、色鉛筆で作成することをお勧めします。実現したい絵が明確になることで、ビジョン達成の第一歩を踏み出すことが出来ます。
(参考:「ザ・ビジョン~進むべき道はは見えているか」ケン・ブランチャード)