パーマカルチャーの基本理念
パーマカルチャーでは、日々の活動の際の意思決定を助ける以下のようなシンプルな理念・規範を設けています。
- 地球への思いやり (Earth care)
すべての生き物が継続的に繁栄できるように。
- 人々への思いやり (People care)
すべての人が生活に必要なものが得られるように。
- 公平な分かち合い (Fair share)
過剰な生産、消費を控え、地球と人々のために蓄え、投資する。
自然と対決するのではなく、自然とともに働くこと。また土地(農地)、人から何を得るかではなく、土地(農地)、人と協力したら、何が得られるかを考え、行動することを基本としています。
また、できるだけ自然をそのままにし、資源を慎重に、大切に使い、以下のことを試みます。
- 無駄、廃棄するものを減らし、公害を防ぐ
- 生産活動等で失われた資源を徹底的に元に戻す
- 使用するエネルギー量と生産されるエネルギー量を注意深く計算する。
- 長期的な生態系に対する影響を評価し、緩和あるいは削減する。
(出典:Permaculture a designer’s manual by Bill Mollison)