プロジェクトの背景
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは他のバルカン諸国とともにEU(ヨーロッパ連合)の加盟候補国です。(同地域でもクロアチアとスロベニアは既に正式な加盟国となっています。)ボスニア・ヘルツェゴヴィナは正式な加盟国となるために環境、社会、経済のそれぞれの課題解決に取り組んでいます。EUはこの取り組みを技術的、財政的に支援しています。 EUの原則である加盟国間の格差是正のため、同一地域の国家間が協力し課題解決することを支援するインターレグ(Interreg)と呼ばれるユニーク仕組みがあります。 参考:EU加盟国のGDP比較 出典NHK for school
以下のミレラさんが携わる2つのプロジェクトはインターレグを通じてEUからの支援で実施されています。
持続可能な発展を目指すプロジェクトを効果的に実施するには、インターレグのような包括的でシステムとして課題解決を目指すアプローチが有効です。
1つ目のプロジェクト
循環経済を実現するための廃棄物処理能力の向上プロジェクト(英語略称RECIRCLE)
プロジェクト概要
このプロジェクトはボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロを対象に資源の循環、効率化による廃棄物管理の実践能力の向上を目的にしています。このプロジェクトの活動は設備の高度化だけでなく、対象国の住民に対する廃棄物管理と循環経済の教育、認知度向上の取り組みも含まれます。
プロジェクトの詳細はこちらのインターレグのページで確認できます。(英語ページ)


プロジェクトの最初の会合の様子

2つ目のプロジェクト
IT活用による対象国間の連携による公共施設の脱炭素化プロジェクト(英語呼称SMART DeCARB)
プロジェクト概要
このプロジェクトではボスニアヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロの公共施設の電力消費効率の向上を目的としています。この地域の電力利用効率の向上課題は公共施設の電力利用に関するデータがないことです。それゆえまず、データの収集、評価手法を確立した後再生可能エネルギー資源の利用とエネルギー効率向上の技術により様々な形態の公共施設(学校、行政、イノベーションセンターなど)の電力利用効率化に取り組みます。
プロジェクトの詳細はこちらのインターレグのページで確認できます。(英語ページ)