「優先順位を決める」の記事で4つの象限のマトリクスにおいていかに「第二領域」の活動(緊急ではないが重要)に時間を割くことが個人のビジョンの達成のために重要かを理解できたと思います。何かを成し遂げようとした時、設定した目標に対して、継続的に活動できるかが決定的な事項になります。しかしこの「継続的」に実行することが、セルフマネジメントのプロセスにおいても一番難しいですね。
では、どうしたら目標に向かい、継続的に努力できるようになるでしょうか。
そのためにはいくつか重要な点があります。
1.いつもビジョン(何を遺したいか)を意識する。
2.中心とする「原則」(人として正しいか)に従って行動しているか定期的に確認する。
3.その上で、第一領域の仕事を効率的に行ったうえで「第二領域」の活動に時間をかける。(能力を高める)
4.1~3の活動を「習慣化」する。
このプロセスを実行する上で色々な困難、課題に直面すると思います。しかし、その困難、課題があるからこそ、セルフマネジメントにチャレンジする意義がある、困難・課題があるから「面白い」と思い、楽しみましょう。くじけそうになることもあるかもしれません。
上のプロセスの2と3に関してはセルフマネジメントに関連するメンタル・フィジカルの知識、スキルも助けになります。
また、同じ目標に向かう「仲間」がいたらどうでしょう。もちろん自分自身で自立する意識を持つことが大前提ですが、その上で仲間がいれば上記の1~3のプロセスをお互いに確認できますし、励まし合うこともできます。
ぜひ、仲間を見つけて互いに切磋琢磨しましょう。